ご挨拶
はじめまして、杉本社労士事務所を立ち上げた杉本和輝と申します。
「早く行きたければ一人で行け。遠くへ行きたければみんなで行け。」
この言葉は、私が社会保険労務士として歩む上で大切にしている指針です。
いま、職場を取り巻く環境はものすごい速度で変化しています。働き方改革、人手不足、メンタルヘルスやハラスメントといった問題や急速な社会情勢の変化も加わり、会社経営や人事労務の現場はこれまで以上に複雑になっています。
経営者も従業員も、それぞれに葛藤や不安を抱えながら働いているのが現実です。
特に昨今は、職場にさまざまな問題が渦巻き、会社運営そのものが難しくなっています。労務リスクの顕在化やトラブルの増加、従業員のモチベーション低下など、経営者にとって「人」に関わる課題は避けて通れないテーマになりました。
こうした時代だからこそ、社労士は単なる法令遵守の専門家ではなく、組織が持続的に力を発揮できるよう支えるパートナーとしての役割が求められているのだと感じています。
私自身、多くの現場を見てきて痛感するのは、「小さな違和感」が組織を大きく揺るがす力を持つということです。伝えられない不満や、気遣いの裏で飲み込まれた声。
そうした積み重ねが、やがて職場全体の力を弱めてしまうのです。だからこそ私は、その“声なき声”を丁寧にすくい上げることを、社労士としての使命としています。
大切にしているのは「適材適所」と「相互理解」です。人にはそれぞれ強みと弱みがあります。その違いを尊重し合い、誰かの得意が誰かの苦手を補い合う。
そうした仕組みや文化が職場に根付いたとき、会社は持続的に成長し、働く人は安心して力を発揮できるようになります。
社労士の仕事は、法律や制度を整えることにとどまりません。
働く人と企業の間に立ち、双方が安心して未来に進んでいける「橋渡し」となることです。
私は、企業の発展と人の幸せのどちらも大切にできる社会を目指し、そのための制度設計や職場づくりを一つひとつ支援していきたいと考えています。
これからも、皆さまと共に歩み、共に考え、共に成長していける存在でありたい。
そう願いながら、日々の業務に取り組んでまいります。
社会保険労務士
杉本 和輝
